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~短歌~
<目次>
第1章 詠い出し
…1
第2章 春の夜の 闇はあやなし 梅の花 色こそみえね 香やは隠るる
…2~12
第3章 春の園 紅にほふ 桃の花 下照る道に いで立つ娘子
…13~21
第4章 うらうらに 照れる春日に 雲雀上がり 心悲しも 一人し思へば
…22~29
第5章 忍れど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで
…30~38
第6章 行く水に 数書くよりも はかなきは 思はぬ人を 思ふなりけり
…39~52
第7章 恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひ初めしか
…53~68
第8章 筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞ積りて 淵となりぬる
…69~78
第9章 君待つと 我が恋ひをれば わが屋戸の 簾動かし 秋の風吹く
…79~88
第10章 かきやりし その黒髪の 筋ごとに うち伏すほどは 面影ぞたつ
…89~99
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