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~短歌~
第10章 かきやりし その黒髪の 筋ごとに うち伏すほどは 面影ぞたつ
かきやりし
そのくろかみの
すじごとに
うちふすほどは
おもかげぞたつ
かき上げた黒髪の一筋一筋に、二人の恋の思い出が宿っているので、横になるとその姿が目の前に浮かぶことだ。
藤原定家
ふじわらのていか
R18
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