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~短歌~

第2章 春の夜の 闇はあやなし 梅の花 色こそみえね 香やは隠るる



はるのよの

やみはあやなし

うめのはな

いろこそみえね

かやはかくるる


春の夜の闇は訳が分からない。
梅の花は色は見えないけれど、香りは隠れるだろうか、いや、隠れはしない。


凡河内躬恒
おおしこうちのみつね



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