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~短歌~

第15章 嘆けとて 月やはものを 思はする かこちがほなる 我が涙かな



なげけとて

つきやはものを

おもはする

かこちがほなる

わがなみだかな


悲しんで泣けと月が物思いをさせるのか、いや、そうではない。
本当は恋のせいなのに、いかにも月のせいだと言うような私の涙だ。



西行
さいぎょう



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