第11章 床役
「本当にキーキーと煩い娘だよ。言われたとおりにやれ!」
あたしはフラフラしながら片脚を上げ、不格好に踊る。
「へたくそっ!」
三王様が続けて食べていたリンゴの芯をぶつけてきた。
「……そうだ!この娘「夏至の女王」になりたいって泣きついてきたんだった。おんなじ様にしてやったらどう?」
「「夏至の女王」か。とんだ変態だな。」
「ふふふ……」
「おい!」
三王様が外に向かって叫ぶと従者が二人入ってきた。
顎で指図された従者はあたしを乱暴に床に引き倒した。
高々と両脚が持ち上げられる。
大きく開かされた脚は片足ずつ従者にがっちりと抱えられた。
(嫌だっ!)
「どうだ?願いが叶ったろう。この変態娘。」
三王様は部屋に飾った桔梗の花を一輪取り上げると、
プツッ……
剥き出しになっているあたしのアソコに茎を差し淹れた。
一本、二本と次々茎が挿れられてゆく。
「あはははは!間抜けだな。アソコから花が生えてる。」
三王様は下品に笑っている。
何本目かを挿そうとして、
「ん?もう入らねえか。じゃあこっちの穴はどうか?」
……お尻の方の穴に花茎を挿れてきた。
「うははは!入る入る!」
「王様?そっちの穴で遊ぶなら四つん這いにさせた方が良くない?」
「そうだな。お前ら、こいつを犬みたくさせな。」
三王様の指図であたしは従者たちに四つん這いにさせられた。
「もっと尻を突き出せ!
ん?ここならもっと太いモノが挿入(はい)りそうだな。」
三王様は文机に目をやった。
「麗姫、コイツは字は書けるか?」
「ひと通り書けたと思うよ。」
文机から墨を含ませた筆が取り上げられ、あたしのお尻の穴に柄が突っ込まれた。
(うっ……)
紙が筆の先にあてがわれた。
「俺の名前を書いてみろ!」
あたしが身動き出来ないでいると、麗姫様の鞭が背中を打った。
「字も書けないほどバカだったっけ?ちゃらちゃら着飾るだけでこの役立たず!」
(酷い……)
あたしはのろのろお尻を動かして何とか書いた。
「うはははっ!面白しれえ!だんだん興奮してきたぞ。」
「はあっ……」
麗姫様はため息をつきながら手を伸ばしてきてお尻から筆を引き抜いた。
「何すんだ!」
「遊ぶのはこのへんにして早く「種付け」してよ!」