第2章 王子様の秘密
すぐ側に置いておいたスマホに手を伸ばす。カメラを起動して、ボタンをタップして。この背徳感が今は気持ちいいなんて思ったりして。
しっかり顔も見えるように撮っておく。これくらいで十分だと思った時に録画を終了した。
いつまで経っても締め付けてくるナカ。もっと奥へと誘い込もうとして。ぐうっと子宮のある奥の方に腰を進めると、ぱくぱく吸い付いてきて気持ちいい。
澪ちゃんを抱くの癖になりそう。もう誰も抱けないかもしれない。
「っ、イきそ………………くっ、」
溜まっていたものが全部吐き出された。最初のうちはゴムをつけていたけどとっくに無くなってしまって、今は何も隔てるものがない。
妊娠とかどうしようって思ったけど、もう一生手放すつもりは無いし、孕んでろとすら思った。そしたら離れられなくなるから。逃げられないからね。
満足いくまで中出ししてやった。ぐぷって溢れ出す精液が堪らない。
「俺から逃げられなくなればいいよ。一生面倒見てあげるから」
澪ちゃんの頭を撫でながら1人つぶやく。澪ちゃんには聞こえてないだろうし。
急に独占欲に駆られて、むき出しになっていた首筋に思いっきり吸い付いた。キスマークがくっきり映し出されて、ゾクゾクした。それから胸元、お腹、腰、太ももって至る所につけてやった。
自分の所有物になったみたいで、死ぬほど愛したいと思った。きっと君は、自分の身体をみたら絶望するだろうね。
俺も澪ちゃんの隣に横になって。抱きしめながら眠りについた。