第2章 王子様の秘密
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いやいや言いながらも、身体を小さく震わせて快楽に蝕まれていく澪ちゃん。身を委ねたくないのか、声を我慢して抗っている。だけど、それもクるものがあって余計に興奮する。
軽くクリをつねってあげたら、澪ちゃんは呆気なく果てた。身体をベットに預けて短い息を吐き出している。
澪ちゃんの瞳には涙が溜まってて、そんな目で俺を睨みつけてくる。胸がガッと掴まれて、お腹の奥がずくんと重たくなる気がした。
俺の中で、何かが外れる音がした。
「イヤイヤ言ってる割には簡単にイッちゃったね?ここもぐちゃぐちゃに濡れてる」
くちゅっと、そこを指でなぞると愛液でべっとり濡れた音がした。ちゃんと感じてんじゃん。
「ううっ……………」
「泣いてるとこ悪いんだけどさ、そろそろ俺も限界なんだよね」
来ていた服を脱ぎ捨てて、ベルトも外す。布地を押し上げているソレを取り出すと、痛々しいくらいに腫れ上がっている。
あからさまに怯えた目をしている澪ちゃん。
そうだよねえ。澪ちゃん初めてだもんね?まだちゃんとほぐしていないナカにぶち込んだらきっと痛いかもね。
痛みに悶える姿を想像しただけで、自身に熱が集まる。性癖歪んじゃったかもしれない、なんてね。
「あー。ぬるぬるしててきもちーい」
「ふぅ、ん…………やだっ、なんかへんにっなっちゃう、あっ、ん」
ぐちゃぐちゃなそこに、自身をこすりつける。いわゆる素股ってやつ。それだけでも気持ちよくて持ってかれそうになる。
時折、そのままクリも突いてあげると甘い声をあげる。繰り返しているうちにどんどん顔もトロトロになっていって頃合かなと思った。