第2章 法界悋気【ホッカイリンキ】
「…ん゛ん゛………っと…ぉ…」
「そうか……もっと欲しいか、。」
俺には只の呻き声にしか聞こえないの発する声を、信長様は何を伝えているのか容易に理解出来るのだ。
それには驚き、そして心底悔しくて堪らない。
「ならばもっと脚を開いて尻を突き出せ。
最奥までくれてやる。」
信長様がの耳元でそう甘く囁けば、の脚は簡単に左右に開く。
「誠に貴様は何と可愛いのだ。
さあ、くれてやろうな。
篤と俺を味わえ。」
「ん゛ぅっ……!!」
艶やかな低い声でそう言った信長様の腰がぐいとを突き上げれば、は背を反らせてびくびくと痙攣した。
「どんどん溢れて来るではないか、。
俺を感じているのか?
……ん?」
の手首を捉えていた信長様の両腕はの腰を抱え込んで、手先を前から二人が繋がっている部分に差し込みぐじゅぐじゅと水音を響かせる。
「此所も擽ってやろう。
……好きであろう?」
そうしながらも信長様はを穿つ事を止めず、の小さな身体を浮き上がらせる程に激しく突き上げ続けていた。