【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】
第5章 言合い
「…欲しいのでござろう?某のこれが…」
幸村のとんでもなく大きな逸物が、かすがに向いている。
逞しすぎる…謙信様のよりも…。
等と不謹慎な自分に、かすがは首をふるった。
「俺も、お前が欲しい…」
しかし追い撃ちをかけるこの台詞にかすがもドキンと胸が鳴った。
ただ幸村が言ったのは、この性書たるものに記されているが故にだとかすがは分かっていた。
『レディはこう言うと悦びマース』
と、ザビー教本という佐助が持ってきた謎の書物にある。
だが、効き目は確かにあるから困るのだ。
「なっ…そんなことを…お前の口から聞くと思わなかった」
顔を赤らめるかすがを見て、これは誠に手応えがあるのだなと悟った幸村は、これも経験にござると自身に言い聞かせ、かすがをそのままゆっくりと貫いた。
「ああっ…」
ぶるぶると震えたかすが。
「もっと奥まで欲しいか?」
と普段の熱血馬鹿の倍はイイ表情で尋ねる若虎に、再びときめきそうになる。
これはまずい…とかすがは思った。
おっちょこちょいの破廉恥嫌いがちょうど良かったのに、あれ以上この若虎を…この真田幸村という男を本気で漢にさせたやつは何処の女だ…。
なんて恨みがましくなった。
私が謙信様のつるぎでなければ、うっかり惚れていたところだ。
かすがは思いながら、漸く突き入れられた男根に悦んだ。
しかし、腰を振ろうとしない幸村に、再び涙目になる。
「真田ぁ…お前…いい加減に…私を逝かせろ…!」
「ふぅむ…やはりこのくらい丹精込めれば、さすがのくノ一殿も落ちるか…。しかしおなごの中はやはりそれぞれ違うのだな…やはりあれは名器と呼ぶのでござろうか…」
「だ、誰と比べて言ってるんだ!いいから早く…」
「早く、なんだ?」
「…ほ、欲しい…もっと、奥に…早く…もっと突いてくれ…」
蕩けたかすがを見て、これだ…と幸村が手応えを掴んだとき。
あるはずの無い訪問者が現れ、幸村はピタリとその動きを止めてしまった。