【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】
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[ID] 59844
[作者] [概要] 色々仕込まれた籠の鳥だった遊女と幸村の恋とえっち。
[ジャンル] 二次元[ページ数] 69
[PV数] 99471PV
[しおりの数] 101
[作品公開日] 2019-08-08
[最終更新日] 2019-09-01 14:27
[拍手] 356
[ランキング]
総合 | 4152位 (過去最高 112位) |
昨日 | 2134位 |
[ピックアップ] 1回
[作品説明]時期的にはアニメ2期+映画ラストパーリィ+皇辺りまで。
秀吉様が歴史上最初の遊郭を作ったらしいと聞いて。
幸村の恋と筆下ろしとその後。
ゲーム設定はちょいちょい混ぜるかも。
他武将は武田軍以外話の流れで好きなの出したいかな程度。
注︙タグである程度わかるかと思いますが、
当方の書き物にはあ○るせっくす等、多かれ少なかれリョナ表現がありますので、苦手な方や、何それ?という方は、申し訳ございませんがここから先への進軍はお控え下さいませ。
…
真田幸村は、伊達政宗によって倒された豊臣秀吉が築いた大阪城下町の混乱、その平定の命を受けていた。
「主を欠き混乱を極める人々を首尾良く収めんとするも、これ天下を担うイチ武将の努めなり!ゆけい!幸村ぁぁ!」
「お館さまぁぁぁ!分っかり申したぁぁぁ!」
つつがなく一個隊を設け、蹄音を引き連れ勇み出た六文銭を追うのは紅い影。
忍び寄ることを生業としているこの猿飛佐助は、まだ自分の仕える真田幸村というものが、漸くその【人の上に立つことの意味】を掴んだ若き虎であることが、どうしても気掛かりで仕方がなかった。
(大将は今、自分が向かっている場所の意味を、よく理解しているのかねぇ?…あぁ、俺様不安しかない…)
大阪城下町と言えば、あの第六天魔王が跋扈していた時から悪鬼輩が住み着いていた場所。
甲斐の平和で穏やかでムサイ暑苦しいだけの田舎とは、違う。
確かに大将も、先の戦で学ぶべきは学んだ。
天命に翻弄されるだけのか弱き者たちを救うべく槍を奮うことに疑念を抱かなくなった。
しかしそれだけではまだ…。
「大将!大将!」
つい世話を焼きたくなるのはこれで何度目かと、佐助は自嘲しつつ彼に尋ねていた。
「これから行く場所の本当の意味、分かってる?大阪三郷ってのは…っ!」
「分かっておる!佐助!皆まで言うな!」
(本当にわかっているのかねぇ…、この思春期男子は…)
はぁ…と莫大な溜息を零して、佐助は大きく飛躍して近くの森林に消えたのだった。
[
レビュー]
[評価]★★★★★
楽しみです
[投稿者] 美咲[投稿日] 2019-08-08 08:56 この小説のURL