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【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】

第4章 跡追い


――ヌプン。

政宗は最初、やっぱあいつの逸物を咥えてきたからゆるいか?なんて甘く考えていたが、牡丹の中は途端にうねり、政宗をきゅぅっと締め付けてきた。

「うお、こいつぁ…ちと…」

「あぁ、ぁん!!」

「本気になりそうだぜ…」

ピリッと己の電流が貼り詰めるのを感じた政宗は、またニッと笑ってそれから牡丹を揺さぶりはじめた。

「くっ…」

幸村はその様子を見、ぐちゅぐちゅと云わせながら先走りで濡れる肉竿を扱きあげていく。
政宗殿に快楽を与えられ蕩けている牡丹を眺めて、また幸村はあの疑問が沸いた。

――この感情はなんだ?何故牡丹はそんなに政宗殿を欲しておるのだ…。
俺だけを…俺だけを…欲しておれば良いのに…っ!

ぎっと歯噛みする悔しさと共に、牡丹がこれまで見た事もない悶え方をしているが、幸村はそれなのにそそり立つ己に新たな悦びを覚えてしまっていた。

「そうだ!折角牡丹のケツが解れたんだ。一人じゃつまんねぇ…。猿!そこにいるんだろ?」

突如呼ばれた佐助は昔から政宗があまり好ましくなかった。
いつも真田の大将に余計な入れ知恵をするし、こうやって折角『破廉恥』とも折り合いを付けようと精一杯頑張る真田の大将に茶々を入れてくる、その姿勢を戴けないからだ。

「ムカつくわー、ほんと」

声を荒らげながら佐助は政宗の心内をもう悟っていた。

「今この俺に逆らえば…どうなるかくらいお前なら分かってるだろ?猿」

「分かってる。分かってますよ。奥州筆頭さん」

ただ今回ばかりは少し感謝してもイイかな、なんて楽観的になってやってもいいかと佐助は思う。
そうでなければ俺様もう、この気持ちにただ蓋をして生きていくだけしかないじゃん。
そう心に刻もうとしていたところだ。

こんな切な気な顔する真田の大将を見せられたら。
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