【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】
第4章 跡追い
合わせて六本もの指が、牡丹の体内に埋まっている。
幸村はそれを見て、自慰というものを初めてしたくなった。
あれから毎日、幾度となく牡丹の卑猥で精を散らし、快楽を得てきた。
自らを慰める必要のなかった身体だった。
しかし、とうとうそれは欲望に堕落しきっていた証だと気が付いた。
このように、他人の性交を目の当たりにし、満たしたくなるとは…。
「真田…お前…破廉恥嫌いがただの変態野郎に成り下がったな。飛んだ出世だ!」
「…なにを言う…政宗殿こそ、牡丹のその、菊門にそのような…」
「ケツ穴って言ってやれよ。この女、多分その方が歓ぶぜ」
「まっ、政宗殿も佐助と同じことを言うのでござるかっ……!?」
破廉恥には慣れたが、まだ些か趣向ある遊びには向かない幸村は、牡丹が尻の中でも感じることに驚嘆していた。
そして右手の握りが素早く上下してしまう。
ぬちぬちと尖端から溢れる先走り…。
自分で自分の良い所を勝手に探し、扱いてしまう…。
「はっぁー…、はっぁー…、はっぁー…」
シコシコと此方を視ながらセ○ズリする幸村様を見て、牡丹は案の定狂い咲きそうになっていた。
乱牡丹という名に相応しい自身の淫乱に、気が触れそうになる。
――政宗様…!もっと幸村様の前で私を辱めて…!
そんな言葉、幸村様に知られたらもっと嫌われてしまう。
だから牡丹はただただ喘いで、逝くより他に術がなかった。
「うぅ、あぁん…!!」
「よし、だいぶ解れたみたいだな…」
政宗は牡丹が上り詰めたと見るや両手を抜いて、自身の龍頭を取り出した。