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【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】

第4章 跡追い


幸村様に噛まれた跡のまだ残っている首筋に、この隻眼の男は口付けた。

「Kiss markって奴だ。覚えておいたほうがいいぜ、真田幸村…。女はこれを付けられるのが思いのほか、好きなんだぜ」

幸村はそれを見ながら、自分がなんと愚かに牡丹を手中に収めてきたかを見知り、焦燥した。
全身を吸われ、蜜壺を陰茎ではなく指で掻き混ぜられ、五体を震撼させている牡丹を見て衝撃を受けたのだ。

「ひんっ…あぁぁ…」

牡丹、そなたは何故、俺以外の男の腕の中でも、そのように歓ぶのか…と。

「真田…この女の名前、なんていうんだ?」

「その、牡丹と名乗ってはいるが、本当の名は…某にも…」

「OK。それで充分だ」

牡丹にはどうして今このような事になっているのか皆目見当も付かなかったが。
付かなかったが、あの幸村様が傍らで悔しそうにしたまま正座し、ぐっと拳を固め手を出して来ないのを見るに、この男が先程佐助が言付けた奥州の伊達政宗だということは飲み込めた。

遊女仲間の間で色男だとは耳にしていたが、この人は女慣れもしている、と感じた。

膣壁を丁寧に解して、牡丹の弱点を探り当て、そこばかりを指の関節を起用に使い撫で叩いてくる。
こんな風に抱かれるのは、遊女の時にもあまりなかった経験だ。

――優しくて、気持ちいい…。

幸村様の前で飛んだことを思い、濡れてしまう私のなんと淫らなることか…。
そんな風に考え、牡丹は焦らしてくる政宗の指遣いに身悶えていた。

「Gspot、気持ち良いだろ?片手で三本、突っ込んでやろうか?ん?」
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