【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】
第4章 跡追い
思ってもみない佐助からの言葉攻めに、牡丹はもはや失神寸前になっていた。
後ろからは幸村様が絶頂を迎えようとこれまでにない程、腰を振るってくる。
「あはぁ…あぁぁ、ん、すご…これ…だめぇ…!」
あへぇと、舌を垂らす牡丹を見て、佐助はすかさずその口を塞いだ。
大将がムッとするのを目の端に捉えてはいたが、あんたのそれは正直違うよね?と佐助は思う。
出逢って以来、こっちはずっとやきもきさせられてんだ。
なのに、大将…あんたときたら…。
「逝き顔も可愛いね…牡丹ちゃん」
ちゅぱっと音を立てて口付けを終えた佐助の目は真剣そのもので、牡丹は予想外の展開にどきりとしたが、思わせぶりなのは忍びだからだろうと考え直した。
そして幸村様がそれとほぼ同時に、
「くっ…佐助の前で孕ませてやる…!」
と躍起になって射精したものだから、牡丹は遂にこれには耐え切れず意識を飛ばす他なかったのだった。