【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】
第3章 物思い
それでも幸村様の性は収まらなかった。
むしろ、先程より幾らも硬くなったまま天を向いている。
「気持ちよかったですか?幸村様…」
牡丹はまだ陰茎の中に残っている残滓を口を窄めて吸い取ると、その瞬間幸村はへなへなと仰向けに倒れ込んだ。
「うぅ……汚してすまぬっ!しかし、あの…何か…白濁したものを出した瞬間はなんなのだ…!?尿ではないとはわかるが…」
「あれは子種ですよ。孕ませ汁とも言いますね」
「そ、そうか!あ、あれが…俺の…」
幸村様は感慨深く、そしてその余韻に浸っていたが、まだこれで終ろうはずがない。
「幸村様…ねぇ、すごい…まだこんなに勃起しています…」
そう幸村様の精力は衰えるばかりか先程よりも熱く熱く漲っていた。
「これからは、ご自身でこのように慰めると良いのです…。殿方は皆、そうしていますから…自慰行為というのですが…」
これで、幸村様も少しは破廉恥慣れしてくれるだろう。
女人に興味を抱かない男などいないのだ。
牡丹はそこまで教えてから、幸村様がぎゅっと拳に力を込めるのを見た。
「幸村様?」
周辺のマグマは先程から幾度も吹き上がっていた。
牡丹は額から汗を零しており、それは吐きかけられた幸村の子種と躙り合って流れた。
「…ここは熱いですね…」
ふぅ…と甘い溜め息を作り、牡丹は垂れ落ちる片側の髪を耳にかけた。
なんと妖艶な女が目の前にいるのだ…と幸村は思う。
しかし、もう鼻血は出て来なかった。
その代わりに、下半身へと充血が溜まるのを感じる。
全身がぞわぞわし、男茎が痛いくらいに漲っている。
――抑えらぬ…これ以上は…ッ!!
「っ!?幸村様っ!?」