【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】
第3章 物思い
視点の合わない呆けたおなご。
素っ裸で自慰というものを自ら始めて、終いには某の雄根を見せてくれと言ったこの女人は一体なんだ。
今、この女は俺にナニをしているのだ?
出逢って以来、幸村は己の半身がうずうずと呻き、膨らむのを感じていた。
陵辱されている彼女を見た時も…、野宿で一人自慰していたのをこっそり見ていた時も…、佐助と淫らに交わっていた時も…、今と同じように男茎が硬くなり、それからどうしていいか分からなくなり、ただ、見ているか、吠えたぎるしかなかった。
しかし、どうだろう。
「あっ…く…」
まだ本当の名前も知らぬこの遊女上がりの女人がする、手の動きは…。
俺の知らない領域に、俺の理性を運ぼうとしてくる。
「ふっー!!」
シコシコと、牡丹は幸村様の雄虎を愛でていた。
丹念に、弱く、時に強く、ゆるゆると扱き続ける。
時折、亀頭の先端を、親指で開かされる。
幸村はその度に排尿しそうな感覚に襲われたが、それだけで、気が付くとぬるぬるとした透明な体液が出てくるばかりだった。
「幸村様…先走りが凄いです…」
そうか、これは先走りというのか、と幸村は思う。
閨事についてはなんとなく知っている程度。
このおなごの方が知識が豊富なのは明白だ。
こういう類のものは男が率先するものだと自分でも思うが、こればかりは仕方のないこと。
幸村はもうこの初めての快楽に抗うことが出来なくなっていた。
理屈ではない、これは本能だ。
幸村は、ぶるっと武者震いをして、そして、
「あっ…あぁぁぁぁ!!!!」
玉袋から何かが込み上げてくるのを感じ、そしてそれを思い切り吐き出した。
びゅクッ!びゅククッ!びゅるびゅる…びゅくんッ!!
何度もシャクるようにして大量の性を浴びた牡丹は、
「ああっ…!」
と、嬉しそうにそれを口の中に受け止めていた。
受け止めきれなかったぶんはそのまま胸や腹に垂れ流した。