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【BASARA】幸村落ち。元遊女ヒロイン【内容激しめR18】

第3章 物思い


途中では野宿を経験した。
私の為に宿を探すというから、それを拒んだのだ。

幸村様は私の身を案じてくれたが、

「幸村様がそばに居てくれればどこで寝ようとも構わないです」

と言うと、また、

「そ、そそそ、その、そのような、こと、破廉恥な!!!!」

と怒って顔を真っ赤にした。

そして、火を起こしすぅすぅと寝息を立てる彼を見て、ようやく馬上で湧いた欲情をぶつけた。
アソコに自分の指を入れると天海様の白濁がにぢゃにぢゃと吹き出てきた。
それを幸村様の可愛い寝顔を眺めながら、する。
彼の指や、逞しい身体を凝視する。

触りたい。
触って欲しい。

舐めたい。
舐めて欲しい。

あの、馬の激しい揺れを、幸村様の身体で感じたい。

物心付いた時から、そういう環境に居たせいか、今日のような仕打ちはそれはそれで拷問のようなものだった。
つまり、私も私で快楽を愉しんで生きていたのだと知った。
それを突然奪われてしまったのだと。

ああ、寝込みを襲ったら、怒られるだろうか。
殺されるだろうか。
こんなにも慰めて欲しいと願った夜さえ、初めてだ。

「あぁッ!」

逝き声を押し殺す為に、口元を手で覆った。
しかしぼたぼたと潮が地面に落ち、危うく幸村様を汚しそうになって後悔した。
立ったままで、自慰行為なんてするんじゃなかった。

それで漸く馬に揺られて濡れてしまった性を慰めるに至った私は、落ち着きを取り戻し、幸村様の横になろうと着物を整えた時だった。

「おたく…、うちの大将オカズにしながらオ○ニーすんのやめてくんない?」

「ッ!?」
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