第104章 最初(始祖)
木虎「そうね
折角の計画が頓挫したものね
本当ならもう少しうまくいくはずだったわ
敵がC級を警戒しなかったとしても、ここまで積極的には攻められなかったはずだしね
あの漏洩させられた前提情報があるから迷わず突っ込める訳だし
師匠だけじゃない
私達全員の頑張りを踏みにじったのよ
ボーダーの敵よ!あなたの勝手でボーダー全員を危険に晒したの
少なくとも私はそう思ったわ
自分の実力を弁えない
自分にできること、できないことも踏まえない
相手との実力差も見ようとしない、受け入れない
そんなのでは誰が相手でも勝てる訳が無い
あなたがしたのは実力差を受け入れず
勝手にごねて暴走して、全員を危険に晒しただけ
やられさえしなければよかったのよ
使ったことはそこまで大きくないの(腕組み)
理解せず、受け入れず、やりたいことだけして暴走する
そしてやられた
それも…人が操っていないトリオン兵にね(瞑目)
だから師匠はあれだけ怒ったのよ
泣いたのよ
悲しんだの
これまで皆で一丸となって頑張ってきたのにっ、なんだったんだ!って
3日間ずっとなるなんて思わなかったけれど
その場からずっと動かなかったし
跪いたまま、声が枯れても涙が涸れてもずっとずっと…咽び泣き続けて
あとほんの1か月…知られさえしなければ、無駄にはならなかったのに」
駿「1か月もあれば対策立てれるか?って言った人いたけど、バカにすんなって言われてたもんね
木虎「そうね嘆かわしい」溜息
駿「C級隊員動員は揺るがないし絶対、それを保護する為の政策
第二次ネイバー侵攻に先立って皆の安全、A級B級C級全体の動き促進の為の隊務規定
「やられさえしなければ不問に処す」って明文化されてたぐらいだし
三雲先輩の場合は、やられていたのに虚偽報告したし
トリオン反応でちゃんと上もやられたって知ってたし
上層部だけでなくA級は皆、遊真先輩が倒したって知ってたし
問題しか起こさない三雲先輩が正しい評価も与えられず、過剰なまでに持ち上げられていたし
評価を与えられるべき師匠が声にならない声を上げて泣いて泣いて泣いていて眠れず疲弊してゆくばかりで…見ていられなかったな」遠い目
迅「12月14日以降も咽び泣いてたしね…
木虎が見て
木虎「当たり前でしょう!!?
風間さんから頼まれ…あなたもでは?」じと目
迅「あはは^^;」
