第5章 遭遇と探索
「すみませーん!ケイトさん居ますか!?」
ケイト「あ、はいはい!えっと…どちら様ですか?;」
「あ、そういえば自己紹介がまだだったっすね。自分はラウルっす」
ケイト「ラウルさん、よろしくお願いします」
ラウル「い!?;そんな敬語はいいっすよ!;自分よりも高Lvなのに!」あわあわ
ケイト「でも先輩だから冒険者としての長さは上だし、敬意を示したい!」きっぱり
ラウル「…真面目っすね;」
ケイト「私は末っ子みたいなものだから、そこら辺の立場をはっきりとさせておかないと立つ瀬が無くなります!」
ラウル「既に追い抜かれてる時点でズタボロっすけどね;(内心涙)
あ、それよりも伝えないと!
ヘルメス・ファミリアから緊急馬車の依頼が来たっすよ!」
ケイト「え!?」
ラウル「わざわざこちらに赴いてくれたようなんで、急いでください!」
ケイト「了解です!伝言有難うございます!!
でも一体ホームのどちらに?」
ラウル「あ。外の鍛練場っす!」
ケイト「わかった!ありがとう!」だっ!!
ぴゅううううううううう
ラウル「…早い…団長にアイズさん、何やってるんっすか?;修業?」
フィン「ああ…中々に手強い」ぜえぜえっ←息が荒れている
アイズ「絶対ものにして見せる!」ぜえぜえっ←フィンと同様
ラウル(本気で倒す気満々!?;)←詳細まではわかってない
内からの行き方を知らなかったので聞いた後、お礼に頭を下げてから走って向かった。
するといたのは、綺麗な空色の髪をした女性だった。
「!…あなたがアンリミテッドですか?」
ケイト「はっ!)しまった、見惚れてた!)
はい!ケイト・グレイロアと申します。よろしくお願い致します(ぺこり)
その、ヘルメス・ファミリアの…?;」
「アスフィ・アル・アンドロメダです。二つ名は「万能者(ペルセウス)」。
以後お見知りおきを」ぺこり
ケイト「はい!」気を付け
アスフィ「あと、Lv.2以降の冒険者については覚えておいた方が差し支えなく話が進められるかと」こほん
ケイト「わかりました!勉学が足らず申し訳ありません。頑張ります!」ぐっ!
アスフィ「……ヘルメス様もこれだけ真面目だったら;はああ;」ずううん
一体何があったの!!?;
額を押さえて凄まじい疲れを醸し出してる!感じる!精神的なのが特に!!;