第5章 遭遇と探索
アイズ「…もうちょっと、可愛らしい名前にしたい」う~ん
ケイト「え?;」
フィン「そうだね。アナグラムを組むとかで」
アイズ「じゃあボドン?」
フィン「ドンボ」
ケイト「ドン!」
『ぶふっ!』
ケイト「え?何で2人共笑ってるの?」
フィン「いや…(ぷるぷる)
そうだね。確かにオラリオ初のテイマーとして、首領(ドン)というのもありかもね^^//」くすくす
アイズ「凄く…合ってる//」こくこく
ケイト「そっか。女の子だけどいいよね。
ドン、よろしくね^^」
ドン「きゅう^^♪」
目を細めて笑いながら嬉しそうに一声鳴いた。
本当に…動物と変わりないように見えた。
角も牙もないし、あるのは爪と腕?だけかな?
その後、「汗でびしょびしょー;」というティオナの声が聴こえ
親切心から大気中の魔力をもとに、使用したい者が触れた瞬間に『ある魔法』が発動する仕掛けを作った。
それは油や汗などの汚れも含めて、シャワーの後のように全て落とす為…
化粧落としやら何やらの必要もないだのなんだのと…大分と人気になってしまったのは後の話だ。
食堂にて皆に紹介した後、馬を護るなりの戦闘力について聞かれた。
それを見る為、食堂の隅の方で抜き打ちのように戦いが始まった。
ケイト「ドン、攻撃してみて?」
ぼおぉっ!!!!!!
『躊躇なし!?;』
ぼぉっ!!ぶおんっ!!!
その瞬間、口から火を吐いて攻撃したかと思えば
(咄嗟にホワイト・ノヴァを全身に纏って防いだ)
その火の中から火を纏った爪で斬り裂こうとしてきた。
それを止める瞬間、ホワイト・ノヴァの部位集中を受け止める手に集中させた。
ガガガガガ
一秒につき両手で5発、10秒近くやっている。なかなかの手数だ。
右上左下真ん中右下、左上からの一撃を弾いた直後に再びブレス。
再び咄嗟にホワイト・ノヴァの魔力で包み込みつつ窓から外へ投げる。
外で爆発する音が聞こえる中、再び猛ラッシュ。
それから再びブレスの直後に股の間から背後へ回って炎蹴り。
再びラッシュをされる中、後ろへ引きながら受け流していくと椅子と机と壁を足場に渡って上から攻撃。
これもまた咄嗟に流した。
実力を見るのはこの程度でいいかな?