第20章 癒しの時間
小夜「主って、意外と子供っぽいよね…」
『えっ、大人よ?立派な大人よ?』
小夜ちゃん……私は大人だよ?
子供っぽいところなんてなかったよね?
蛍丸「大人…っぽくはないね」
博多「ほんと、遊びも含めて子供っぽいばい」
愛染「国行だってあんなに遊んでくれねぇしなぁ」
秋田「んー、確かにいち兄もあんなに騒がしくは遊んでくれませんね!」
五虎退「主様に遊んでもらうと、なんだか親近感があって……楽しいです」
おまえら、それは私が子供だって言いたいのかい?
五虎退……親近感ってそうゆう意味なのか!?
『ま、まぁ……皆が楽しんでくれたならよかったよ…!』
乱「ボクも主さんにいい匂いのシャンプーしてもらったのが嬉しかったし、泡がいっぱいで楽しかったよ!また一緒に入ろうね?」
今剣「ぼくも、またあるじさまと一緒にはいりたいです!」
『もちろん!いつでも大歓迎だからね!さて、そろそろ上がるかぁ、逆上せる前に』
逆上せたら楽しい気分も台無しだからね!
信濃「この泡はどうする?」
『んー、どうする?』
私は薬研を見た。
薬研「なんで俺に聞くんだよ…」
『いや、薬研だから』
薬研「意味がわからないぞ」
『よし、とりあえず泡を処理するのもめんどいし、このまま出よう!きっと誰かが処理してくれるよ、わりかしデカい誰かが!』
厚「うわー、押し付けかよ…まぁでも大将に賛成!」
蛍丸「俺もっ」
皆の意見が固まった所で、私達はお風呂を上がり脱衣場に向かった。