第20章 癒しの時間
〜 広間 〜
お風呂から割と近い広間には、騒いでいるのが聞こえていた。
燭台切「何だか今日はお風呂が騒がしいね」
歌仙「短刀達が入っているんだろう」
長谷部「はぁ、風呂は静かに入った方が疲れが取れるだろうに…」
石切丸「元気でいいじゃないか。今までは静かな時間が多かったからね」
三日月「そうだな…うるさいくらいが丁度いい」
鶯丸「短刀が出たら、俺たちも疲れを癒しにいってこようか」
小狐丸「ええ、そうしましょうか」
この時、広間のみんなは…風呂場の悲惨さに気づいていなかった。
〜 お風呂 〜
『あー、泡だらけになっちゃったね……』
厚「大将が悪ノリするからだろ?」
『私だけのせいじゃないぞ!?』
あれから泡合戦が盛り上がって、全員参加で泡合戦をしたせいで身体を洗う場所が泡だらけになってしまった。
湯船にも、だいぶ泡が入っているが気にせずにみんなで浸かっている最中である←
今剣「泡投げたのしかったですね!」
五虎退「ちょっとだけ、目に染みました…」
包丁「久しぶりに騒いだぞ〜」
蛍丸「泡風呂みたいでなんかいいね」
湯船を見ながら蛍丸は嬉しそうに笑った。
みんなも心做しか嬉しそうな顔をしていた。