第20章 癒しの時間
洗い終われば、ざっと流してオマケにトリートメントをしてあげた。
『はい、終わりー』
乱「ありがとう主さん!えへへっ、皆に自慢しちゃおっと!」
嬉しそうに、洗い終わって湯船に入ってる子達に自慢しに行く乱。
あぁ、乙女すぎる……!可愛い!
そんなことを思って乱の姿を見ていれば、両恥から手が伸びてきて顔に泡を付けられた。
『うわっ…なに!?』
いきなり泡を付けられればびっくりしてキョロキョロと見れば、右には薬研、左には後藤がいた。
後藤「大将泡だらけだな!」
薬研「隙だらけだぜ、たーいしょ」
『こんにゃろ……やり返し!』
私はやり返しに、泡を作れば薬研と後藤のほっぺに付けた。
後藤「うっわ…さっき流したばっかなのに!」
薬研「大将、やったな?……やられたからには倍返ししないとな?」
『ちょ、薬研…落ち着け……!』
あわあわの手でこちらに寄ってくる薬研
意外と可愛いとこあるじゃないか……!←
そんなことを考えてる場合じゃない!
私は椅子から立ち上がればちょっと距離を置いた。
顔面泡だらけにされるのはゴメンだ……!
すると、後ろから信濃が抱きついてきた。
信濃「えーなに?なんか楽しそう!」
『信濃ー、薬研にあわあわにしてもらいなさい』
信濃「え…!?」
薬研が手を伸ばした瞬間に私は信濃を前に連れてきた。
すると薬研のあわあわの手が信濃の顔面ヒットした