第20章 癒しの時間
『あー…気持ちいい〜……』
蛍丸「くすぐったくない?」
『あー、ちょっとはくすぐったいけど』
蛍丸「やっぱり」
クスッと笑いながら背中を洗ってくれる蛍丸。
なんて癒しの時間なのだろうか……なんかイケナイことをしている気分だ…←
蛍丸「はい、洗い終わった」
『ありがとうほたるん!じゃあ流そっか!』
洗い終われば、お互いに流しっ子をした。
『蛍丸、ありがと!』
蛍丸「俺もありがと」
『さて、髪も洗っちゃおっと』
蛍丸に礼を述べた後に、自分の髪にシャンプーを付ければ泡立てて洗い流した。
すると真横に乱が座っていた。
『あれ、乱ちゃんどうしたの?』
乱「主さん!そのシャンプーいい匂いするね…!」
目をキラキラさせながら私の使ってるシャンプーを見てくる乱。
あ、興味あるのか…女子力高いもんね、乱は。
『あ、これ私の愛用なんだ!乱ちゃんもこれで洗ってあげようか?』
乱「えっ!いいの!?」
乱はよほど嬉しかったのか、目をキラキラさせながら更に近寄って来た。
『うん!いいよ、洗ってあげるね?』
近寄って来た乱の長い髪に、シャンプーを泡立てて洗えば嬉しそうに目を閉じてるんるんしていた。
本当に男の娘なのか本当に疑うんですけど?