第20章 癒しの時間
脱衣場に来れば、みんな服を脱ぎ捨て腰にタオルを巻けばお風呂場へと入っていく。
乱ちゃんに関しては、私と同じく胸までタオルを巻いている……あぁ、本当に女の子…。
私もみんなに続いてお風呂場へと入った。
そして広い温泉に近いお風呂場の椅子に腰をかけた。
蛍丸「主、隣同士だね」
身体に泡を付けた蛍丸が声をかけてきた。
うん、可愛い……なんて癒しなんだろうか……
『蛍丸、背中洗ってあげよっか?』
蛍丸「いいの?じゃあ主の背中、俺が洗ってあげる」
くっそ…可愛すぎてやべぇよ……。
癒しすぎてもう疲れ吹っ飛んだ!
私は蛍丸の後ろに座れば、小さい背中を泡で優しく洗ってあげる。
蛍丸「へへ、なんかくすぐったいや」
『人に洗ってもらうことってないもんねぇ、なかなか』
背中を擦っていれば蛍丸がこっちを向いてきた。
蛍丸「もういい。次は主の番」
泡の付いた手を私に見せながらニコッと笑う蛍丸。
え、エンジェル……!!!
『じゃあお願いしよっかな!』
私は蛍丸に背中を向けてタオルをずらせば背中を見せた。
蛍丸「じゃあ洗うよ?」
その言葉と共に、蛍丸の小さな手が背中を滑る。