第9章 ロザリオの祈り(ゾロ+α)
「んっ・・・」
尻が少し浮くように両膝の裏を持って広げさせれば、秘部から愛液に混じって今しがたゾロの出した名残がトロリと流れてくる。
「おい、いいのか? まだ物足りなさそうにヒクついてんぞ」
「・・・そういうこと言わないでくれる」
「ならお前もペローナなんか気にしてねェで、こっちに集中しろ」
と言っても、だんだんペローナの声が近くなってきているような気がする。
まさかクレイオがゾロの部屋にいるとは思っていないだろうが、“人海戦術”でゴースト達を出して探されたらアウトだ。
しかし、ゾロはまだ抱く気でいる。
早く済ませれば大丈夫か・・・と思っていると突然、陰核に喰いつかれ、クレイオは思わず大きく喘いでしまった。
「そ、それはダメ・・・!」
花弁を広げてむき出しになった最も敏感な部分を、容赦なく吸う音。
舌の先で転がされれば、強い電流が走ったかのように背中がのけぞる。
「お願い、止めてッ・・・アッ・・・」
「気づかれたくねェんだろ? 声、抑えた方がいいんじゃねェのか?」
この男・・・分かってやっている。
しかも楽しんでいる。
「麦わら海賊団の人達・・・さぞ苦労してるでしょうね」
「なんでだ?」
「相当身勝手な人が一人いるから」
「身勝手・・・?」
ゾロは愛液が付いてしまった顎を右手の甲で拭きながら首を傾げた。
「ああ・・・そうだな。いつもルフィには苦労させられてる」
「違っ!!」
「じゃあナミのことか?」
「・・・もういい」
ルフィ・・・ナミ・・・
会ったこともない人達だけど、ご苦労お察しします。
その二人に比べればゾロの勝手さなど可愛いものだということを知らないクレイオは、麦わら海賊団に同情する。
「なんだか知らねェが、挿れるぞ」
「んっ・・・」
ギシリとベッドが軋んだかと思うと、右脚を担がれて左横を向くような体勢をとらされる。
そして、下になった太ももの上にゾロが跨ってきた。
股と股を交差させた密着度の高い状態で挿入され、怖いほどの快感がクレイオを襲う。