第7章 宿泊時のお約束
『Danke(ごちそうさま)』
俺は一言 言って自分の部屋へ向かった。
『えっと浴衣は•••あった。』
温泉を出る時に着る浴衣とタオル等を持って俺は旅館の温泉に向かった。途中アーダルベルトなどに待ち伏せされているかと思ったが誰にも会うことなく温泉についた。
さっさと軍服を脱いで中に入り、身体を洗ってから湯船につかる。
『は〜、生き返る〜。来てよかった〜』
温泉には俺以外誰も入っておらず独占した気分になった。
ガララッ
突然扉が開く音がした。入って来たのは••••••
『よぉ〜、ヘルマン。』
『もう入っていたのか。』
オスヴァルトとアーダルベルトだった••••••
『一人で入るなんて俺が許さん。』
『••••••••••••』
『どうした、黙り込んで。』
もう黙り込むしかなかった。二人とも俺の横に来て俺に話しかけてくる。性的に虐められる••••••。
『じゃあ長いことつかってるからお先に(本当は5分くらいしか入ってない)』
『ああ•••またな(チッ、手錠でも持ってくりゃよかった)』
『•••••••••(同じ部屋だからここで犯さなくても•••)』
ガララッと扉を閉める。フゥ•••なんとかお風呂場は脱出できたな。早く着替えて部屋に戻ろう。それにしても浴衣というものはこんなにも簡単に脱がせられる様なものなのか?今夜のアーダルベルトは大変かもしれない•••