第1章 甘い野獣(銀時甘裏)
奥の奥まで入れると、先がコリコリとしたところに当たって気持ちがいい。
「あ……銀さん……ソコ……やああっ……」
「ソコって、ドコ?」
そう言いながら俺は、寸前まで引き抜き、また一気に押し入れた。
「ああああっ……」
「え?ココ?」
奥を突いてやると、彼女の声がさらに甘さを帯びた。
「あ、あ、銀さ……ソコ、何……?」
「何って、美咲のイイトコだろ。そっか、美咲は奥を突かれるのが好きなんだ」
「そんな、トコ、知らな……」
「ふうん。こんなトコ突かれるの、銀さんが初めて?」
美咲はこくこくとうなずく。
可愛いな。
「じゃあ、いっぱい突いてやるよ」
「あ……だめぇ……」
奥までねじこむと、美咲は狂ったような声でよがりはじめた。蜜があとからあとからあふれてきて、結合部からのいやらしい水音が耳を犯す。
俺のだか美咲のだかわからない泡だった汁が、下生えはおろか、ソファまで濡らしていく。
口の端からよだれを垂らしながら、嬌声だけが上がる。
「すごいね、どんだけあふれてくんの。漏らしたみてえになってるじゃん」
「やっ…ああっ……」
「や、じゃねえよ。イイんだろ、ほら」
「…あっ…ん…、イイ…」
頭の中までとろけたような声を出すのを聞いて、俺の欲望はどんどん大きくなっていく。
「もっと、イイって言えよ」
「あん……イイっ、あっ…やっ、おっきくな……そ……なにしたら、おかしくなっ……」
「おかしくなれってば…どんな美咲でも銀さん大好きだから」
「…ああぁ…、イイ…っ…、イイよぉ…あ…銀…さ……、イイ……」
もう、何を言っているのか、彼女自身にもわかってないだろう。
嬌声とよだれが止めどなくあふれて。上の口も下の口もドロドロだ。
揺さぶるたびに、着物の胸と裾が乱れてそそられる。
「…イイ…あぁん…あっ、ン…イイ…イく……」
「え?何?」
「もっ…と、おねが…、イイ、おかしくな…るぅ…、銀さん…ああああああっ」
俺の身体の下で狂いに狂わされて、俺のことをねだって、名前を呼びながら絶頂に達する。