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彼女はボクに発情しない

第18章 誘惑のポルカ


頑張れる私を、私は好きだった。
こんな私にしてくれる、陽太くんは、私にとって、本当に、本当に大切な存在だ。

以前の私だったら、陽太くんがちゃんを好きなんだろう、と思った瞬間に、そして、ちゃんが陽太くんを好きなんだと聞いた瞬間に、きっと自分から身を引いてしまっていただろう。でも、ルリの応援もあるが、今は頑張ろうと思えている。

普段の自分ではありえないくらいに、ちゃんにもグイグイ言い返している。

自分が、また一段、なりたい自分に変わっている気がする。

それに・・・。ふとした拍子に思い出してしまう。あの神社の森で見たこと。
気持ちよさそうなちゃん。
愛おしそうにちゃんを愛撫する陽太くん。

私も、やっぱり・・・ホシイ・・な。

だから絶対に・・・陽太くんと、恋人同士になりたい。
行けるところまで行きたい。

シャープペンシルを持つ手にぐっと力が入る。
今日の帰りも、頑張ってアプローチしよう。

待っててね、陽太くん!
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