第18章 誘惑のポルカ
今まで私はそんなこと関係なく陽太と一緒にいた。あえて努力してそうしていたわけではなく、幼いころから一緒にいることが当たり前だったのだ。
なんか・・・負けそう。
いや!そういうわけにはいかない。だって、陽太が優子ちゃんにあんなことや、こんなことしちゃったら・・・、ダメダメ!絶対ダメ!
よし、今日の午後はこっそり私もナチュラルメイク系のお化粧品を探しに行こう。
とは言っても・・・化粧とかあんまりしたことないしな・・・。お母さんに聞いたら?いや、聞けないな・・・。
こういうとき、お友達がいないことが悔やまれる。
お友達がいれば色々相談できるのに・・・。
しょうがない、店員さんにでも聞いてみよう・・・。
全く授業の内容が頭に入ってこない。ぼんやりと窓の外を見てしまう。
ああ、早く帰りにならないかな。
陽太と一緒に、帰りたい・・・。
そんなことばかり思っていた。