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【呪術】白蛇は胡蝶蘭に恋をするか【禪院直哉】

第1章 壱


は言葉を返さず、ただ指を巧みに動かした。

片手の指で小さな輪を作り、それを直哉の亀頭にぴたりと嵌め込む。
カリの段差だけを、逃がさないようにしっかりと捉え、上下に擦り上げる。
ゆっくり、しかし確実に、執拗に。
先端から溢れ出る我慢汁が指を滑らかにし、ぬるぬるとした水音が浴室に響く。

直哉の背筋に、電流のような痺れが走った。

「……っ、は……ぁ……!」

喉から漏れるのは、もはや言葉にならない熱い吐息。
はさらに顔を寄せ、直哉の耳元に唇を近づける。
甘く、溶けるような声で囁いた。

「直哉様……今だけ、私に負けてください」

その言葉が、直哉の脳髄をドロドロに溶かす。
腰が勝手に跳ね上がり、先端からは我慢汁がとめどなく溢れ出す。
支配される側に回ることなど、これまで一度もなかった。
いつも一方的に与え、奪い、刻みつけてきたはずなのに。

「っ……あかん、それ……っ。ちゃん、お前……ほんま、えげつない……」

頭を後ろにのけぞらせ、瞳は焦点を失いグラグラと定まらない。
「負けてください」という甘い毒が、胸の奥を抉るように響く。
悔しい。
屈辱的だ。
なのに、なぜかその言葉が、初めて味わう甘美な敗北として、身体の芯まで染み込んでいく。

「負けろ、か……。俺に、そんなこと……っ、くそ……頭、どろどろや……。もう、どうにでもしぃ……っ」

追い打ちのように、乳首をカリカリと弾かれ、腰が大きく震える。
は首筋に舌を這わせ、固く尖った乳首を指で執拗に刺激し続けながら、
もう一方の手で亀頭を包み込み、ぐるぐると絞るように愛撫する。
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