• テキストサイズ

【呪術廻戦】禪院直哉と返命の妻【R指定】

第8章 禪院の道具と女の本音


「…………。」

何も言わず不安そうな顔を向ける仁美に、直哉はもう一度キスをした。

仁美の頬を手で撫でて、止められた行為を再開する。






不機嫌だったくせに、仁美に触れる直哉の手は乱暴では無い。

口も悪く悪態をよく吐くが、ベットの中ではその態度もどこか柔らかかった。





だから仁美が言葉を紡がなかったのは、直哉が怖いわけでは無い。

心の中の声を出さないのは、それが直哉に響かないと分かっているからだ。





「仁美。俺の世話するんがお前の役目やろ。服、脱がしてみ。」

ちゅっと直哉の唇が離れて、情欲を含んだ眼差しで見下ろされた。





仁美は直哉が望んでいることがなにか分かるから、首を横に張った。





「無理。先にお風呂入って。ほかの女の匂い、耐えられへん。」

顔をそっぽに向けて、仁美は言った。





直哉は横に向いた仁美の顔を掴んで、自分の方に向けさせる。

「風呂は後や。どうせ、また汚れるんやから。」





そう言って仁美の手を取ると、「ほら」と言って彼女の手に自分の着物を触れさせる。
/ 230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp