第6章 秘密のカンケイ
「お疲れ!」
"中也くんもお疲れ様!"
「ほら、これ。」
"いつもありがとう、でももうお花大丈夫だよ?"
中也くんは毎日お花をくれた。
でもからはお花屋さんではないことはもう知っている。
「俺が渡してェんだよ。手前の花みてェな笑顔が好きなんだ。」
さらっと格好善いことを云う彼にドキッとしてしまう。
『ッ////』
「、、、」
名前を呼ばれ顔を上げると、、、、
「『ちゅ、、、んっ、、、///』」
「ふっ、ご馳走さん」
ぺろっと舌を見せる彼、余計に顔を真っ赤にする私。
"中也くん狡い。"
「何がだ?」
"いつも余裕そうだから"
「ふっ、、、余裕そうに見せてんだよ。」
そこで気付いた、中也くんの耳が真っ赤なことに。
それがなんだか可愛かった。
「着いたぞ。じゃあ、、、また明日な?」
"うん、また明日ね、、、"
付き合っているといっても特に変わりはなかった。
お互い忙しい身であり、バレてはイケナイ関係。
まだ付き合ってからデェトもしてないし、キスより先にも進めていない。
あと少し、、、一緒にいたい。
そう云いたいが、彼を困らせたくなくて云えないのだ。
軽く口付けをし、離れようとした時だ。
『ッん、、、!!』
後頭部に手を回され、動けなくなったのだ。
驚いて口が空いた瞬間、にゅるっと何かが入ってきた。
中也くんの舌だ、、、、。
『ッん、、、、ん、、、、』
息ができないほどの熱い接吻に蕩けそうになる。
もう限界、、、って所で彼の胸をトントンと叩き合図をするとすんなり解放してくれた。
「悪りぃ、手前が可愛すぎて止まんなかった」