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その琥珀色の瞳に映るのは・・・

第6章 結婚式


「直に、ウチも追いつくかもしれませんね。」

満面の笑顔で何を言うのだろう。

「まぁ、せいぜい仲良くな。あまり嫁さん、束縛し過ぎるなよ?」
「考慮だけはしておきます。」

するだけだよね?

彼らの伴侶も紹介してくれて、祝福してくれた。お茶会でもと言われたのだけど、旦那様同伴ならと頑として首を縦に振らなかった。

その夜。

今まで散々行われた伽。今夜は、いつもと違い甘いお酒の様なものを飲まされた。飲んだ後で暴露されたのは、媚薬だと言うこと。

「私が欲しくて仕方ない様になって欲しくて。勿論、今夜は朝まで寝かせるつもりはないし私の愛を最大限に受け入れて欲しい。」

やがて、身体に熱を帯びて来る。触れられたところから、何とも言えない快感が押し寄せて来る。

旦那様の愛は重い。夜通し私の中にいた旦那様は、獣の様に私を貪りつくした。喉が枯れるほど喘がされたまま、夜が明けていく。

身体を繋げたまま、ねっとりと胸を甘噛みしては刺激を与えられる。身体のあちこちには、卑猥なほどの執着の印。

「スミレ・・・。」
「はい。」
「私の上に乗れ。」
「えっ?」
「ほら、態勢を変えるぞ。」

上下逆転で、旦那様の上に繋がったまま乗せられている。

目の前にある上半身は、綺麗に腹筋が割れていて綺麗な身体をしている。

「ホラ、自分で動いてみろ。」

少し動いただけで、中の質量が更に増した。

「ルクター様も気持ちいいのですか?」
「スミレの唾液を呑んだからか、あの媚薬の成分で少し影響されているのだろうな。それに、こんな綺麗な身体を抱けるんだ。そうでなくとも、興奮するのは仕方ないだろう?さぁ、腰を振って。」

頑張ってみた。旦那様の色気が籠った眼差しが、私を見ている。

「スミレの中はハマるな。それに一番奥で当たっている感触が、たまらなく気持ちよくさせる。ホラ、もっと押し付けてくれ。んっ、ここ・・・もっと強く擦り付けて・・・そう、中でヒクヒクしてる。気持ちいい?」
「・・・溶けそう。」
「可愛いな、私のスミレは。」

散々交わり合った後、私の中でそのまま果てた。

「この休みの時間は、最大限に子作りに励まないとな。」
「えっ・・・あの、お出かけとか?」


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