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【ポケモン】キミニキメタ【ダンデ夢】

第1章 🌱𓂃 𓈒



それから数日後のこと。

ダンデからの連絡で、ユウリは待ち合わせ場所のポケモンジムで待っていた。

「ごめん、待たせたね」
「いえ、お疲れ様です」
振り返ると、そこにはダンデの姿…
立ち上がり見上げると、その身長差にユウリは思わず息を呑んだ。

(あの時は緊張しててあまり気にならなかったけど…)
ダンデを目の前にしてユウリはそのがっしりとした筋肉に思わず目を伏せる。

(ダンデさんって…すごく大きい人なんだな…トレーナーさんって筋肉もすごい…
ガラルの人だからってのもあるけど…って、何考えてるんだろう。)
「えっと…今日は……、何の用事で…
…ダンデさん?」

話しかけても反応のない彼に、ユウリが首を傾げると、ダンデはハッとしたように口を開いた。

「あ、ああ。すまない、ぼうっとしてた。
実は……君に頼みたいことがあって呼んだんだ」

ダンデの様子がいつもと違うことに気がついたユウリは、不思議そうにダンデを見つめる。
(ダンデさんが私に頼みたいこと…?)
全く検討はつかないが、ユウリの返事は決まっている。

「はい、私でできることならなんでも」
「そうか……よかった」
ダンデは心底安心したようにそう言うと、ユウリの手を握り、彼女の目を真っ直ぐに見据えた。
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