第3章 🍀 ̖́-
「ああ……もうこんなに濡れてるのか…」
「言わなっ……いで……」
「ほら、ここも触ってみてくれ」
ダンデはユウリの手を掴むと、自分の股間に押し当てる…そこはズボンの布越しにも分かるほど熱く張り詰めていた。
「やっ……」
「君が柔らかくて…可愛くて…俺も我慢ができなかった」
ユウリの細い指でファスナーを下ろさせると、下着の中から赤黒い性器が現れる。
それは太くて長く、血管が浮き出て脈打っていた。
「っあ♡」
ぶるんっと目の前に出されたソレに、ユウリ生は釘付けになる…。
(すごい…コレが…男の人の…。
おっきい…黒くて…太くて…それになんだか、不思議な匂い…する…)
ユウリは初めて嗅ぐ男の匂いにクラクラした。
と同時に腹の奥がきゅうきゅうと疼くのを感じる。無意識のうちに彼のモノに顔を寄せ、スンッ……と鼻を鳴らしてしまっていた。
ユウリの吐息がくすぐったかったのか、ビクッと反応するとさらに大きくなった気がする。
「そんなに見つめられると照れるな……」
ユウリの髪を撫でると、ダンデは頭の付け根にあるヘアゴムに触れ…
ユウリの髪を結んでいたものが解かれ、長い黒髪が広がる。
「あぁ…なんて綺麗なんだ…」
ダンデはその黒髪に顔を埋めユウリに覆いかぶさるとクロッチ越しに男根を押し付ける。
「んっ……だめです、ダンデさん」
「どうして? これからもっと凄いことをするのに?」
「だって…わたし…」
初めてなんです、とは言えなかった。
けれどそんなこと、ダンデはとうに知っている。