第3章 🍀 ̖́-
恥ずかしげに俯く彼女の頬に口づけしながら、ダンデはユウリのショーツを脱がせた。
柔らかい布が床に落ちる音がする。
外気に触れたそこは、それさえ敏感に感じ取って震えた。
ダンデは彼女の顎を持ち上げると、ゆっくりと唇を奪う。
腹の上に乗せていた手は、彼女の秘部に這い寄り、薄皮で守られている芯芽に触れた。
「っあ゛♡」
突然の刺激に、ユウリは目をチカチカとさせる。
だが、喘ぎ声ごと食べられるような口付けに、ユウリは声を上げることも叶わない。
水音は次第に激しさを増し、器用に剝き上げられたクリトリスを中指と薬指が何度も撫でた。
(どうしよう…気持ちいい…っ)
ふーふーと肩で息をしながら、ユウリは今まで感じたことのないほどの快楽の渦に呑まれていた。
情けなく開かれた股の間からは、グヂュグチュと卑猥音が響いている。
ダンデの大きな体に抱きしめられながらのそれは、脳が溶かてしまうのではないかと思うほど、官能的だ。
「はっ…♡」
「可愛い…」
キスの合間にそう囁かれるだけで、ユウリの身体はびくんっと跳ねる。
「ダンデさん…ダメ…だめなの…」
「あぁ…ダメだな」
そう言いながらも耳に唇を這わせるだけで、クリトリスを撫でる指を止めてはくれない。
皮のソファーはユウリの愛液で湿り、染みを作っていった。
快楽に沈みそうになったユウリはダンデにしがみつきながら、必死で訴える。
「んっ…あっ…やぁ…」
「君が素直になるまでは止めない」
耳元で低く囁かれた言葉に、ユウリはゾクッと身を震わせた。
「んぅ……♡」
そのまま耳の軟骨を甘く噛まれて背筋がぞくりと粟立った。
「やめてほしくないだろう?」
ユウリの瞳がとろんとしていることに気づき、ダンデはさらに追い討ちをかけるように問いかける。