第4章 生まれた病と闇
女の子の傍に行けば、身体を振るわせて俺を見上げた。
「止めて・・・お願い・・・。」
その泣き顔を見た俺は、どす黒い闇が心の中で生まれたのだと感じた。そう言えば、エイリンとは清いままの交際だった。俺もそれでいいと思っていたのだけど、こういう状況になった今となっては手を出しておけばよかったと後悔している。
抱いていれば、そう簡単に婚約を破棄するなど言わなかったかもしれない。
俺は女の子の腕を掴み、ベッドに押し倒した。
「いや・・・止めっ!!」
赤いその唇を貪り、震え泣く女の子の身体に俺の印を付けていった。薄い布切れは簡単に破れさり、今は一糸纏わぬ姿だ。
豊満な胸の頂を口に含めば、女の子の身体が跳ねた。もう片方を手で揉みしだきながら、その頂きを強く吸い上げた。
「せめてもの情けだよ、気持ちよくしてあげるから。」
薄暗い笑みを浮かべながら、再び女の子の唇を貪る。唾液でいっぱいになった女の子の口の中に、自分の指を入れた。
「痛っ!!」
どうやら、細やかな反抗らしい。でも、湿った指先を見てニヤリを笑えば、両足を広げさせては湿ったその中に指を捻じ込んだ。
悲鳴に近い声が上がったが、俺は躊躇することなくその中を指で掻き回し続けた。
「嫌だと言いながらも、身体は正直みたいだよ。ほら、いっぱいキミの中が俺を受け入れようとしているね。あぁ、ここも可愛くプックリして・・・美味しそう。」
赤く熟れたソレを舌で刺激すると、身体をくねらせて拒否しようとする。その両足を抑え込み、顔を近付けてはその芽に吸い付いた。
始めは拒否する態度しかなかった女の子も、快楽には勝てなかったらしい。何度目かの高みを迎えた後は、されるがままになっていた。
「そろそろ頂こうかな。」
俺はすっかり大きくなった俺自身を蜜が溢れ出すところに宛がい、何度か滑りをよくする様に擦りつける。
「ん、先だけ入った。痛いのは誰も同じだから、だったら一気に挿入した方がせめてもの優しさだよね。大丈夫、直ぐによくなるから。たくさん中で出してあげるね。」
俺は有言実行とばかりに、女の子の中を一気に貫いた。確かに、女の子は初めてだった。最初は狭い中も、何度か行為を繰り返せば俺の形を覚えたらしい。
「また、出そうだよ。いいよね?俺の子種たくさん中に出してあげる。夜はまだまだだよ。」