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もう一度、を叶えるために。second

第12章 懐かしい顔と新しい顔




「ほら、こっちだよ〜。あはは、ざんね〜ん。」

「グルル…。」

「あ、ほら!イタチの方、見てみ。」

「ガウ!」

「上手上手!」

麻縄の猫じゃらしやボール付きの釣り竿をいくつか作り、あとは影分身を多数ばら撒いた。
大人になっただけはあるね。
身体能力も上がってるけど、知能が断然高い。
分身じゃ相手にならん、ってことで二人で影分身に切り替えたの。
複雑な動きにもよくついてきてるな、って思うよ。

「かなり遊んだな。」

イタチの言葉に私は空を見上げる。

「あらま。もう夕方?」

陽は傾いていて、もうすぐ色が変わる頃。

「お〜い!飯どうすんだよ〜!」

デイダラが騒いでるのを見て、ふぅとため息をついた。

「んじゃ、今日はここまでね。ご飯の支度しなきゃ。」

あれ…。
そういえば、二人はどうやってここに辿り着いたんだろう。

「ねぇ、どうして私がここにいるって分かったの?」

ここは、偶然通りかかれないように術を張ってある。
だから、イタチと私は写輪眼で。他の人は幻術破りの術の最適解を教えてあるから、手順通りにクリアしていくと入れる。
何の構えもなく入ろうとすると、家を避けて通るように誘導されるはず。

「きつねに教えてもらった。」

「食べないきつね。」

きつね…?

「え゛。もしかしてゴンちゃん?」

あんた達、食おうとしたの?

「たしか…そんな名前だった気がする。」

「目玉みたいなの持ってた。」

「エニシからもらったって聞いて、ここ教えてもらった。」

「だからトモダチ。あいつは食わない。」

「あっぶね〜…。首皮一枚だったね、ゴンちゃん…。」

食われなくて良かったよ。
前に、ビー玉サイズの写輪眼の目玉ボールをお守り代わりに渡しておいたのよ。
一度だけ、危なくなったら幻術が発動するようになってるの。
忍以外だったら十分効果はあるだろうなって思ってさ。
今度、新しいの渡さなきゃな。

「めし〜!!」

あーあ、めっちゃ怒ってるわ。
先にデイダラを宥めなきゃ。

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