第7章 お宝探しにご同行〜
とりあえずは買い出しに。
武器の手入れだとか、閃光弾だとか、薬草だとか…。
色々仕入れたいものがある。
「いらっしゃいませ〜。」
ってことで武器屋に来た。
イタチもクナイがほしいって言うから、一緒に来ることに。
「思ったより多いねぇ。」
「そうだな。」
棚を思い思いに見て回る。
オーソドックスな形から、湾曲した形やら、柄の部分が特殊なものまで色々だ。
刃は鋭利に研がれていて品質も良い。
まぁ、変わり種もいいんだけど、私は使い慣れた物が好きだな。
だから、前の型と出来るだけ同じ様な物を選ぶ。
これとこれ。あとは…。
「あら、撒菱だ。」
ポピュラーなイメージだけど、実は中々お目にかからない物。
大量にないと使い勝手が悪いのが原因だよ、きっと。
でもこれに引っかかると地味に痛いんだよねー。
あると便利だけど、無きゃ無いでも。
どうしようかな…。
「うーん…。一応買っとくか。」
あとは、爆弾系。
閃光弾とか発煙弾とかほしいな。
「あるある♪」
めっちゃいっぱいあるじゃん。
珍しい物だと毒ガス弾とか釘爆弾なんてのもある。
うわー、こわっ。
私はオーソドックスで十分だわ。
よし、お会計だ。
「二千両になります。」
おふっ。結構するな。
「ありがとうございました。」