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愛執染着

第2章 王子様の秘密


「いつになったら俺に落ちてくれるの?手篭めにしても、快楽漬けにしても、抱き潰しても全然だめじゃん」

「んーん!!!」

「ははっ。なんて言ってるかわかんないやー」

空いていた胸の突起にもローターを着けてあげる。刺激が強いのか、ずっと腰をうねらせていて可愛い。口も猿轡を嵌めてあげた。声が出せなくて発散する場所がないみたい。

「あーだめ。ほんとに興奮する」

目の前の澪をおかずにして自分のものを扱く。ローターの震える音と重なる。

「やべ、っ出そ……………!!」

白濁とした欲は澪のお腹の上に吐き出した。俺が全てを支配している。

「そんなに泣いちゃって。苦しい?」

澪は何度も首を縦に振る。全てから解放されたくて、必死だ。

「わかった。もうやめてあげる」

玩具も外して、口にはめていたものも全部取る。安心したのか余計に泣いている。

「反抗してごめんなさい。もう、しないから」

「澪はちゃんと謝れていい子だね」

そう言って抱きついてくる澪。未だにわんわん泣いてて、可愛くて仕方ない。これはしつけ。ちゃんと謝れたら頭を優しく撫でてあげる。

俺しか知らない。俺が全部こうさせたんだって思うだけで、死にそうなくらい興奮してくる。もう自分だけでは制御がききそうにない。

少しずつでいい。澪を俺だけに染めあげて、世の中から切り離してやる。俺だけの澪にしてやるんだ。
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