第15章 二度目の初めて R18
断固拒否っ!!!
とは言えない。かと言って、どうぞっ!!!と言いうのも違う。
「焦っていたとはいえ、あんな風にアメリアを抱いてしまった。後悔はしていないが・・・罪悪感だけは感じている。それに、私はもっとアメリアと絆を結び、アメリアのことをもっと知りたい。」
だから、アメリアが欲しい。
本当に、この人は同じ16歳なのだろうか?何、この気遣い。何、この熱い思い。触れられた指の先から、溶けてしまいそうだ。
「シェラザード様・・・。」
両手を差し出せば、そのまま私たちは抱き合った。いつもと違った、深い口付け。熱いシェラザード様の吐息が体中に触れて行く。
ガウンの紐は解かれ、熱に浮かされたかのようにお互いの熱を分かち合った。
あちこちに咲き乱れて行く赤い花たち。私は必至にシェラザード様を受け入れることしか出来なかった。
大きな見た目に反してゴツゴツした男らしい手が、私の胸に触れ揉みしだく。ピクッと体が反応すれば、小さく笑うシェラザード様。
耳元で、囁かれた「緊張してる?」の声に、頷く私。
「アメリアの全部が愛らしい。そして、アメリアの全てが私のものだ。大丈夫、前よりはそう痛みは感じない・・・はず。」
胸の先を唇で覆われ、甘い刺激を感じていた後、ペロッと舌なめずりしたシェラザード様は、私の両足を開いて身体を固定した。
そっと触れた下半身への愛撫に、身を固くしてしまう。
「シェラザード様、そこはっ!!」
「うん、アメリアは何処も愛らしい。解さないとキツいだろうから、そのまま私に委ねてろ。」
私の芽に舌先が触れ、そのまま唇が触れ優しく何度も吸い上げられた。中からトロッとした愛液が溢れ出し、それを喉に流し込んでいくシェラザード様。
「ダメ、そんなっ・・・。」
「ダメではない。アメリアは何処も甘い。可愛いよ、アメリア。ほら、次は中だ。」
差し込まれたシェラザード様の指は、巧みに中に刺激を与える。静かな部屋の中に、水音が大きくなっていく。
「指、増やすぞ。」
芽は唇で愛撫され、中には快楽を与えられる行為に私は何やらこみ上げてきた。
「あぁ・・・ここがいいんだな?」
強く擦り付けられた中によって、私は目の前が真っ白になった。そして、身体が震えた。
「イッたようだな。アメリアの目がトロンとしている。可愛い。でも、本番はこれからだ。」
