第13章 Result
「っは!」
此処は…さっきのホテル、、、
っ!?なんだ…!これ…!!動けねぇ!
「タケミっち…」
「ぇ、っ!千冬!?おま、、、どうしたんだよ…その怪我!!」
目が覚めたかと思えばガムテープで椅子に縛り付けらていて、千冬はボロボロ…
俺達は一体何をして、、、
「随分と寝たなぁ…」
「っ!」
「花垣」
稀咲!!!
っ、そうだ…俺、コイツと酒飲んでて…クスリを盛られたのか…!
「松野千冬…場地圭介…
鬱陶しい奴らだったよ、お前ら2人。
場地に至っては血のハロウィン以前から邪魔してきやがって…
で、千冬…お前はなんだ?場地の身体の復讐か?」
ドッ
「くっ」
「千冬…っ、」
ドスッゴッ!バキッ!
稀咲は抵抗できない千冬をさらに蹴り続ける
それ以前に、もう千冬は傷だらけだ
俺が寝ている間に一体どれほど殴られ、蹴られていたのか…
「やめろ!稀咲!!」
「いい加減口割れや…」
ゴッガッ…ドスッ!
「稀咲!!」
稀咲は俺の言葉なんか聞こえていないかのように千冬を蹴り続ける
「ユダはテメェらだろ?
ったくよぉ…しょうもねえことサツにチクリやがって…」
「ゲホッゴホッ…違う!!
あれは警察の暴走だ!!
俺の目的はテメェを東卍から追い出すことだけだ!!!」
「千冬…」
「いつまで場地の背中犬みてえに追っかけてんだよ…
生きてたんだから良かったじゃねぇか。みみっちぃ野郎だ。」
お前…もしかして12年間ずっと戦ってたのか…?
場地くんと一緒に…東卍を守るために…!!!
「今の東卍は腐ってる!俺はそれを変えたいだけだ!!
…稀咲、テメェの言う通り、ユダは俺だ。タケミっちと場地さんは関係ねぇ!!」
やっぱり…!
「関係ねぇかどうか…それは俺が決めることだ。
オイ!」
「はい」
ウソだろ?あれって…
拳銃…