第12章 Hospitalization
パチパチ…パチン
待て待て待て待て落ち着け俺!
パチン…パチ
…風俗店…
ここがドラケン君の家!?
そんなことある???
パチンパチン…パチ
ああもううるさい!!
なんであの人ずっと爪切ってるんだよ!!
俺の頭は今いっぱいなんだ!静かにしてくれ!!!
「さて、トイレトイレ〜」
「…」
そう言ってトイレに入った爪切り野郎
…静かにはなったがこれはこれで………
「お待たせしましたぁ〜」
シャッ
「ご指名ありがとうございます!レミです♡」
「!?」
「こちらにどうぞ♡」
「え、あ、はい」
????
え、?
ん???
レミさん?は俺の腕にくっついてどこかに誘導する
…これは、、、
「若いね」
「あ、」
「先にシャワー浴びててね♡」
シャー
良いのだろうか
言われるがままここにきて俺はシャワーを浴びている
…どういう状況なんだ
「タケミチくんタイプだから嬉しい〜」
「!」
もしかして!!!
もしかしてドラケンくんは俺に童貞卒業のサプライズをくれようとしてるのか!!?
男になれと!!!
「タケミチくん…入っても、いい?」
いいのか!?俺!!
いいのか!?!?
…ありがとう!ドラケンくん!!
シャワー室の扉を開けようと手を掛ける
と、反対側からそれは開かれた
「あ?何やってんだテメェ」
「へっ!?」