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ONE MORE CHANCE【東リべ】

第12章 Hospitalization


「いや〜伊織ヤベェな、、、」

「集中力と学習能力は人並み外れてるからな、アイツは」

「つーか場地の奴、未だに俺が言ったこと信じてやんのw」

「マイキー何言ったんだ?」

「眼鏡かけとけば頭良くなるよって言った」

「ブハッ!だからアイツ眼鏡かけてたんかww」

「ちょ、それは笑うwww」

「だろ?」














伊織の餌食にならないように場地と千冬を囮にして逃げた俺たち

マイキーと三ツ谷と3人でそんな話をしながら病院から出る















ウィーン

ヒュォォオ












「うおっ!寒いなーやっぱ外は」

「三ツ谷薄着すぎね?」

「そろそろカーディガンだけじゃキツイな…」

「俺年中学ラン羽織ってるからいつでも着れる〜
ケンチン寒がりだからもう冬仕様?」

「バカ言え、これより厚いのまだあるわ」













いつもの柄のパーカー

似てるようで少しずつ違うデザインで、厚みも違う

まぁ冬はコート着るから関係ないが…















「スンスン
…あー、もう完全に秋の匂いだな〜」














マイキーがそう言いながら目をつぶって空気を嗅ぐ



ー秋の匂いがする



伊織も同じこと言ってたな…















「は?なんだそれ」

「え?三ツ谷わかんねーの?
秋の匂いするだろ」

「え、わかんねぇけど…」

「嘘だろ!
ケンチンは!?」

「わかんねー」

「マジか〜」

「秋の匂いってことは夏とか春もあんの?」

「あるよ!」

「感じたことねーわ」












三ツ谷はそう言いながら手を擦り合わせる


…マイキーも伊織もたまに変なとこ似てんな

なんかこう、2人は感性が似てるっていうか、、、偶に独特な表現をする時がある
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