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ONE MORE CHANCE【東リべ】

第12章 Hospitalization


「は〜、満足満足。」

『あ、そうだ千冬くん。学校どうしたの?』

「抜けてきました!
午後からなんか生徒会?とかの集会だったんでめんどくさくて…
授業なら場地さんに教える為にちゃんと受けるんですけど、、、」


















真面目に学校行ってるのなんてたかちゃんだけかと思えば、、、

しかも留年した圭くんに教える為に授業中受けてるなんて


















『千冬くん本当いい子だわ…
圭くん、千冬くんにちゃんと勉強教えてもらうのよ?』

「おう!
この前九九覚えたからな!次のテストバッチリだ!」

「ちょ、場地さん!!」

「あ?」

『…ん?九九……?』

「千冬に教わったんだ!!」

「あ、、、」

















…九九って……

圭くん今中2(留年したため)よね?


九九って小学2年生くらいに覚えるものじゃなかったっけ…?
















『…千冬くん、学校帰りってことは教科書、あるわよね?』

「はい…」

『ちょっと貸して』

「ッス」















学校によって多少進度は違うけど、教科書を見ると連立方程式辺り

…冗談抜きでやばいなこれ
















『圭くん、病院生活、暇でしょう?』

「ん?まぁそうだな」

『よかった〜
じゃあこの時間、無駄にはできないわね。
退院するまで私が勉強見てあげる。
…一緒に頑張ろうね?』

「え、俺千冬に、、、」

『頑張ろうね?』

「…おう。」

『千冬くんはどうする?』

「千冬ぅ…」

「ば、場地さんがやるなら俺もやります!!」

『よし!じゃあ早速始めまーす
ペン持って〜2人とも』

「「…」」





















まぁ最初からできるとは思ってないけど、とりあえず1年生のところからでもやりますかね…


他にも5教科はやっておかないと本気でヤバい


…先は長そうだ
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