第8章 Surprise
『?何するの?』
「じゃ!伊織借りま〜す!」
「伊織さんこっち!」
『え?』
絶賛混乱中の伊織を引っ張って、女子2人は隣の空きベッドのカーテンを閉める
…ここで着替えんのかよ
『わっ!え、ちょ//エマ!?』
「ほら、脱いだ脱いだ!」
「伊織さん!ほらバンザイ!」
『えぇ!?やっ、待って、、きゃっ!ちょ、エマどこ触って…///』
「いいじゃない別に減るもんでもないし〜
てか伊織着痩せすんのね〜」
『エマ!!ちょ、本当に何!?ヒナちゃん!?!?』
「伊織さん!観念してください!!脱がせますよ!」
『えぇ!?…け、けんちゃん!』
「…いや俺に助け求めてくるなよ」
きゃっきゃきゃっきゃと言いながら伊織を着替えさせる2人
…布一枚挟んだところで伊織が脱がされてると思うとなんだかやるせない
エマ達も俺がいんのわかっててここでやるなよ…
『うわっ!ちょ、、本当に何!?』
「そんな恥ずかしがるような身体じゃないじゃない」
「伊織さん綺麗ですから!大丈夫です!!」
『そうじゃなくて!!服かえして!!!』
「ダーメ
これは没収!じゃ、私たち用済んだから!
そこにあるの着て出てきてね♡」
『はぁ!?』
シャ!
「よし!任務完了!」
「最高だね!エマちゃん!!」
「…お前らなぁ、、、ここでやるなよ」
伊織の着ていた洋服を剥ぎ取って出てきた2人
自信満々で下着とキャミ一枚にしてきてやったとドヤ顔して笑っている
…俺はその報告をどんな顔して聞けばいいんだよ
つか浴衣着せるって言うから着付けて出てくるのかと思えば…まさかの追い剥ぎまがいなことをするとはな
『えっ!エマこれって…』
「そ!私たち着付けの仕方わかんないからさ!
悪いけど自分で着てよ」
「終わったらメイクするから出てきちゃダメですよ〜」
着付けわかんねぇのかよ
伊織は自分でできるのか…
中々無理やりなサプライズだが、これはこれでありだろう