• テキストサイズ

ONE MORE CHANCE【東リべ】

第8章 Surprise


「ふんふ〜ん」











ヒナが鼻歌を歌ってる…

すごくご機嫌だ

そしてその様子がとてつもなく可愛い!!













「ヒナ?どうしたの?すごくご機嫌だね?」

「え!分かる!?」

「も、もちろん…」

「聞きたい?」

「え、う、うん」












聞いて欲しかったんだな

でもそんなヒナもカワイイ!!













「ふっふっふ、そこまで言うなら教えてあげよう!
…じゃーん!!」

「?何これ?浴衣…?」

「そう!伊織さんにサプライズ!!!
エマちゃんと2人で買ったの〜!」

「へぇ。」

「ヒナ達の浴衣選んでくれたのも着付けてくれたのも伊織さんだしさ、マイキーくんだって伊織さんの浴衣見たいだろうってエマちゃんと話してたんだ!
日頃のお礼!」













そう言って浴衣を見せてくるヒナ

…確かに、綺麗な柄

伊織さんが着たら綺麗だろうな…













「でね、昨日エマちゃんからメール来ててね、ドラケンくんとマイキーくんがこの分のお金払うって言ってくれて、選んだのは私とエマちゃん、買ったのはマイキーくんとドラケンくんでプレゼントしようって話になったんだ!!」

「!!すげぇいいじゃん!」

「でしょでしょ〜!
今から楽しみなの!」














次会えた時にタイムリープするって言おうかと思ってたけど、このサプライズが終わるまではこっちにいよう

伊織さんにもご褒美くらいあっていいだろう













ピロン!



「あ、メール……お!ちょうど伊織さんからだ!!」

「なんて?」

「今から少し会えないかってさ!
ちょっと俺行ってくるよ。まだ足怪我してるだろうし。」

「うん!あ!その時にさ、今度ドラケンくんの病室で会えないか聞いといて!
ドラケンくんまだ動けないからさ、そこで着付けるつもりなの!
私たちじゃバレちゃうかもだけど、あんまり仲良くないタケミチくんからの誘いなら怪しまれないでしょ!」

「わかった!聞いとくよ」

「お願いね〜」













サプライズか…

こっちもワクワクするな




そんなことを思いながら待ち合わせの公園に走った
/ 848ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp