• テキストサイズ

ONE MORE CHANCE【東リべ】

第8章 Surprise


『…?カフェオレ?』

「ん?伊織ブラック飲めねぇだろ?」

『いや飲めるけど…』

「はぁ?あんなけ苦いとか文句言ってた癖に?
マイキーに負けず劣らずの甘党が何言ってんだよ」

『あ…』













そうだ、私大人になってから飲めるようになったんだ

医者やってて眠気覚ましに無理矢理飲んでたらいつの間にかブラックもいけるようになったんだった












『あー、、そうだった。
格好つけようとしてたのバレた?』

「お子様にはまだまだわかんねぇ味だからな〜」

『…そもそも中3でコーヒー飲めるってのも中々すごいよね』

「そうか?」











たかちゃん本当大人びてるなぁ

カッコよくて強くて勉強だってちゃんとしてて、オマケに家事も完璧

言うことなしじゃん













「で、抗争のこと聞きたいんだろ?」

『あ、うん。
私すぐ居なくなったからさ』

「いいぞ。何が知りたい?」

『あの半間って人のこと。
馬鹿では無さそうだったけど、正直そんなに頭が良さそうにも見えなかった。
…あの人が黒幕には見えなかったんだよね…』

「因みにその理由は?」

『勘』

「マジかよ」

『だから聞いてるんじゃん。
たかちゃん的にはどんな奴かな、って』












だってさ、本当に頭いい人は手の甲に罪と罰とか墨入れないでしょ

なんかあった時絶対隠せないじゃん












「…裏でなんかやってるかどうかって話はわからねぇが、強かったよ。
マイキーとそれなりに渡り合えてた。
マイキーが本気を出せば普通に勝てたかもしれないが、俺はあそこまでマイキーが対等にやれてた奴は久々に見たよ。」

『けんちゃんとどっちが強いと思う?』

「んー、、、2人ともデカイからなぁ…
五分ってとこじゃねぇか?」

『なるほどね…』












けんちゃんと五分…

強いな
/ 848ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp