• テキストサイズ

ONE MORE CHANCE【東リべ】

第7章 Incident


「お前ら!外で東卍のメンバー待ってるから伝えに行くぞ!」

「あっ!はい!」











三ツ谷くんにそう言われて俺は走り出そうとする












「オレは、みんなには会えねぇ……」

「ペーやんくん…」











ペーやんくんはその場から動こうとしなかった

そうだ、刺したのはキヨマサでも、元々はペーやんがドラケンくんを嵌めたんだ












「ペーやん
オマエがパーちん思ってやっちまったって事はみんなわかってくれるよ」

「…三ツ谷」

「でもな!ペーやん
1番パーちんのこと考えてたのはドラケンだからんな!」

「え」

「ドラケンはあれから毎日パーちんの両親と面会行ってんだ。
親族しか会えねえのに毎日差し入れ持って、面会中は一人で外でずーっと待ってさ。
そんなドラケンをオマエはハメたんだ!」

「ドラケン…」












ドラケンくん…そんなことまでしてたなんて、、、












「ちゃんと謝れよ。
ドラケンにもパーちんにもみんなにも…」

「……うん…」

「おかえり、ペーやん」













ペーやんくんは涙を浮かべながら頷いていた

/ 848ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp